オーストラリアドルは、日本でも人気の通貨として数えられる1つで、豪ドル/円の通貨ペアはスワップ目的の日本人FXトレーダーなら取引されているはずです。
ですが、世界的に見るとアメリカドル「米ドル」で取り引きされる量が絶大ですので、豪ドルの組み合わせも「豪ドル/米ドル」の通貨ペアが、2016年の通貨ペア別取引高でも第4位に位置しています。
豪ドル/米ドルのFX会社などのチャートで表記される場合、「AUD/USD」となります。
あと、豪ドル/米ドルの書き方や呼ばれ方として、豪ドルドルやオジドルドルなどあります。
オジとは、オージーを略しており、「オーストラリアの」という意味があり、オージービーフなど聞かれた事があると思います。
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豪ドル/米ドルの特徴
相場の動きやスプレッド・スワップポイントの解説をしていきます。
相場の動き
豪ドル/円でも書きましたが、豪ドルは資源国通貨としての特徴があり、鉄鉱石やボーキサイトなどの鉱業から、小麦や大麦などの農業や牛肉の輸出も盛んで、商品市場の資源価格に影響を受けやすいのが「豪ドル」になります。
一方、米ドルは世界の基軸通貨であり、米ドルとしての取引量は大変多く、リスク回避通貨としての役割があります。
しかし、同時多発テロやリーマンショック以降は、少しリスク回避通貨としての役割が薄れているとも言えますが。
豪ドルは、高金利通貨として人気があり、リスク選好通貨と言われ、米ドルと反対の役割があり、世界危機が起これば売られる傾向にあります。
ですので、相場のボラティリティは比較的大きいと言えますが、「豪ドル/円」と比較すると取引量も大変多くなるので、素直な動きを見せてくれると言えます。
豪ドル/円と比較しましたが、豪ドル/円の通貨ペアを取り引きする場合、この「豪ドル/米ドル」の動きにも注視する必要があります。
その理由は、米ドル/円を取り引きして、豪ドル/米ドルの取引をすることで、最終的に豪ドル/円の通貨ペアの取引が出来たことになります。
言葉で書くと難しいですが、「豪ドル/米ドル×米ドル/円」の計算で、「豪ドル/円」のレートが計算されます。
例えば、豪ドル/米ドルが0.76591で、米ドル/円が113.559円だとすると、0.76591×113.559=86.976円となります。
どちらの相場の動きが同様の動きを見せると、豪ドル/円はボラティリティが大きくなります。
スプレッド
豪ドル/米ドルのスプレッドは、ドルストレートと言われる対米ドルの通貨ペアの中でも、スプレッドが狭い部類に入り、業界最狭水準スプレッドとして「原則固定1.1銭」で提供されているFX会社が多くなりました。
スプレッドが狭いオススメのFX会社は、DMM FXやGMOクリック証券、外為どっとコムなどがあります。
比較的トレードが多くなりやすい手法の方は、スプレッドも意識しなければいけません。
スワップポイント
豪ドルは高金利通貨であると認識されているので、低金利通貨の通貨で買うことで、スワップポイントを得ることが出来ます。
以前は、円も米ドルも低金利通貨で、さほど差のない金利でしたので、豪ドル/円と豪ドル/米ドルのスワップポイントには違いは少なかったです。
しかし、2015年後半頃から米ドルの金利は緩やかに上昇してきており、豪ドル/米ドルのスワップポイントは少なくなってきました。
なかなか金利が追いつく事は難しいですが、豪ドル金利が下がれば、また話は変わってきます。
日本も景気の上昇が起こってくれば、金利も上昇になるかもしれませんが、まだまだ上がる気配は少なく、スワップ目的の長期トレードなら「豪ドル/円」の有価ペアの方が良いと思います。