オーストラリアの事を日本語で「豪州」と書きますが、オーストラリアの通貨は「オーストラリアドル」となっており、アメリカのドルと区別するために「豪ドル」と書かれたり呼ばれたりする事が多いです。
FXの通貨コードでは、豪ドルは「AUD」と表記されるので、豪ドル/円は「AUD/JPY」となります。

オーストラリアは、第一次産業と言われる「農業」や「鉱業」が盛んな国で、大きな輸入国でもありますが、世界的に見てもこういった資源の輸出国と言えます。
ですので、豪ドルの事を「資源国通貨」と言われており、金や石油、様々なコモディティの価格変動に影響を受けやすい通貨となっています。

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豪ドル/円の特徴

資源国通貨の豪ドルと、低金利通貨の円の通貨ペアの特徴を紹介していきます。

相場の動き

豪ドル/円の相場の変動率「ボラティリティ」は他の通貨ペアと比較すると、大きな変動率と言え、為替差益を十分に狙える通貨ペアと言えます。

なぜ相場の変動率が大きくなるかと言うと、豪ドルが資源国通貨であると言うのが理由の1つになります。
豪ドルは資源価格、いわゆる石油や石炭など資源の価格に連動した動きを見せやすいです。
その資源市場と言うのが、規模がそれほど大きな市場とは言えず、資源市場自体の変動率が大きい事が理由になります。

さらに、豪ドル/円が変動しやすい理由が「リスク回避・選好」がもう1つの理由になります。
円と豪ドルの組み合わせが、このリスク回避やリスク選好の時に正反対の動きをします。

経済が危機的な場面では、金利が下がる傾向にありますが、日本円は元々、金利が低い通貨であるため、金利が下がるというデメリットは少なく、安全通貨として買われる場合が多いです。
一方、高金利通貨として魅力のある「豪ドル」は、金利が下がり、尚且つ危機的な状況では資源価格も下がる傾向にあるので、豪ドルは売られる傾向に流れます。
リスク選好の場面では、円が売られ豪ドルが買われやすい場面になります。
全く正反対の動きから、相場の波が大きく変動してしまう要因となります。

時間帯での相場の動き

全体の相場は変動が大きい事は分かりましたが、時間帯での動きには、どのような特徴があるのでしょう。

簡潔に書くと「午前中」の相場の動きが活発に成毛以降にあります。
豪ドルはオセアニア市場と言われる、日本時間早朝にオープンする為替市場になります。
そのことから、市場規模は小さいながらも相場の変動率が徐々に上昇し始めてきます。

その後、東京市場もオープンしてきますが、大きな変動率となるのが、豪州の様々な経済指標発表が「午前9時30分」ごろになっています。
さらに、オーストラリアは資源輸出国で、その相手として「中国」が密な関係として成り立っています。
ですので、中国経済の影響を受けやすいのが豪ドルと言えて、中国の様々な経済指標が10時ごろに発表されることになっています。
特に、中国のPMI(購買担当者指数)やGDPが発表されるときは、大きな値動きを見せることが多いです。

スプレッド

豪ドル円は、以前はスプレッドが広い通貨ペアでしたが、日本人FXトレーダーに人気でスプレッドが狭くなってきたことが言えます。

豪ドル円でFX業界最小水準とされている「ヒロセ通商」や「DMM FX」などでは、原則固定0.7銭となっていおり、ユーロ円とさほど変わらないスプレッドを提供しているFX会社も多くなりました。
他のFX会社でも、1銭~2銭ほどとなっている場合も多く、デイトレードなどもしやすい通貨ペアだと言えます。

スワップポイント

豪ドルが以前から人気の理由の1つとして、「スワップポイントが高い」という面があります。
現在でも他の通貨ペアと比較しても、高いスワップポイントであるとは言えますが、昔ほどの1日で200円程度のスワップポイントが得られることは無くなりました。
しかし、現在も1日で50円~100円程度のスワップポイントが見込めるので、スワップ目的の通貨ペアなら「豪ドル円」と言える状況です。

あとスワップ目的とされる高金利通貨は、新興国や資源国に多くありますが、その中でもオーストラリアは安定性が高くて、地政学的リスクも少ないと言えます。