FX初心者の方でも「デイトレ」という名前は聞かれたことが多いと思いますが、「スキャルピング」というトレードスタイルの名前は聞いたことが無い方も多いはずです。
スキャルピングとは「超短期売買」と言われるもので、名前の通りスゴイ短期間の間に売買をしていくトレードスタイルというものです。
短期トレード派など聞かれたことがあると思いますが、デイトレードも短期トレードの1つです。
言わば、デイトレードの中でも一番取引タイミングの間隔が短いトレードのことを「スキャルピング」というものになります。
スキャルピングの基本的な考えとして、小さな利益を生み出していくと言うものです。
少ない利益でも何度も繰り返し積み重ねていくことで、大きな利益と膨れ上がっていきます。
実際に取引にかける時間となるのは、数秒~数分程度になります。
ですので 売買するタイミングを見逃さない力が必要になります。
例えば、1日値動きが激しかったけど、大きな1日の値動き幅で見れば少ない10銭程度の場合でも、スキャルピングならそれ以上の利益を出すことも可能です。
上下の値動きの度に売買を次々と繰り返し、1回の売買が1銭の利益でも20回繰り返すと、すでに20銭の利益になります。
それがスキャルピングの魅力と言えるかもしれません。
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スキャルピングのやり方
スキャルピングは至ってシンプルに、売買を繰り返すことがトレードのやり方です。
買ったら売り買ったら売りを、数秒の間で次々と繰り返しいきますが、その逆の売りでも同じことが言えます。
これだけ短い時間で1回の取引を決済しますので、利益幅はFX初心者が思っているよりも、かなり少ないものになるずです。
しかし、それを繰り返すやり方で、利益を積み重ねていきます。
さらに、その短い時間での値動きで取引をするので、一定方向の値動き期間の間に決済してしまうことが多く、利益確定を出しやすいとも言えます。
トレンドなどに流されにくい
トレンドには上昇トレンドと下降トレンドがありますが、一般的なトレード手法では上昇トレンドでは買いエントリーで、下降トレンドでは売りエントリーで利益を拡大していく考えです。
ですが、スキャルピングでは少し考えが違ってきます。
上昇トレンド中でも細かくチャートを見てみると、値動きは上下に動いています。
反対に下降トレンドでも同じです。
かなり短い時間で取引するスキャルピングでは、トレンドに関係なく、売り買いのどちらからでも利益を狙うことが可能になります。
ですので、実際に狙っていく1回の利益幅は数銭~10銭程度になってきます。
スキャルピングのコツ
スキャルピングのいくつかのコツを紹介していきます
- 多くの資金と高レバレッジで取引
- 値動きがある時間帯を狙う
- 取引コストが低い通貨ペアを選択する
- 瞬時の判断力と決断力
何度も書いていますが、スキャルピングは利益幅がかなり少ないことになります。
その中で大きな利益を得るためには、取り引きする軍資金を多くし、高レバレッジで売買していくことになります。
多い軍資金と高レバレッジで取引すると、1回の少ない利益幅でも十分な利益に拡大することが出来ます。
しかし、損益も同時に拡大するので気を付けてください。
スキャルピングで重要になるのが、短期間の値動きが激しい方が1回の取引で大きな利益幅が取れるという事になります。
ですので、値動きが激しくなる時間帯を狙うほうが、スキャルピングに向いていると言えます。
- ニューヨーク市場開始・・・日本時間22時~24時ごろ
- ロンドン市場開始・・・日本時間16時~18時ごろ
1番値動きが激しくなりやすくおススメな時間帯は、「ニューヨーク市場」が開く日本時間22時~24時ごろの夜になります。
取引に参加する投資家がかなり多くなる時間帯ですので、大きな値動きが期待できる時間帯になります。
その次に市場の流れが変わりやすいのが、ロンドン市場が始まる日本時間16時~18時ごろが狙い目になります。
スキャルピングを中心に取引を考えている方は、この2つの時間帯の狙うことが重要になります。
値動きが激しくなりすぎると、スプレッドが拡大してしまうことがあります。
さらに、頻繁に取引を繰り返すスキャルピングは、元々広いスプレッドの通貨ペアではコストが拡大しやすいので、なるべくコストが抑えやすい通貨ペアを狙うことになります。
おススメの通貨ペアは、「ドル/円」「ユーロ/ドル」「ポンド/円」などの通貨ペアになります。
ポンドは値動きが激しい通貨で有名ですが、ドルやユーロに比べるとスプレッドは広めになっています。
自分の戦略に合った通貨ペアを見つけると良いと思います。
最後になりますが、基本的なことに戻ると売買するタイミングをみる判断力が重要になります。
数秒~数分の間に取引をするスキャルピングで、利益を出して損失を最小にする判断を瞬時に出す必要性があります。
さらに値動きが激しいとなると、それはとても重要になってきます。
判断は出来ても、それを実行に移す決断力も合わせて持っている必要があるので、FX初心者の間ではなかなか難しいトレード手法になるかもしれません。