スパンモデルは、スーパーボリンジャーバンドを開発した「マーフィー」こと柾木利彦氏が開発されたトレンド系テクニカル指標の1つになります。
スーパーボリンジャーバンドは名前の通り、ボリンジャーバンドを元に改良を加えたテクニカル指標ですが、スパンモデルは一目均衡表を元に改良されているテクニカル指標になります。
見た目にもそれほど困惑するような事もなく、簡単に相場の強弱がすぐに判断しやすく、FX初心者でも利用しやすいテクニカル指標と言っても良いです。
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スパンモデルの見方
DMM.com証券のチャート画面でスパンモデルを表示しています。
一目均衡表を利用されている方は、あまり違和感なく見る事が出来るかもしれません。
さらに、一目均衡表よりもラインの本数自体は少ないので、ゴチャゴチャしている感じも少ないと言えます。
スパンAはDMMで表示される名前で、青色スパンと書かれていることが多く、スパンBは赤色スパンと言われています。
一目均衡表では、先行スパン1と2がありましたが、スパンモデルでは時間軸で先行させることはしていません。
スパンAとスパンBで囲われている部分は塗りつぶされており、一目均衡表にもある「雲」になります。
雲はゾーンと言われ、一般的に赤いゾーンをレジスタンスゾーン、青いゾーンをサポートゾーンと言うようになっています。
FXでトレンドラインなどを引かれたりされる方は、サポートやレジスタンスと聞くとすぐに分かると思います。
サポートゾーンはローソク足をしたから支えているような形ですので、買い優勢の時と言えます。
反対に、レジスタンスゾーンではローソク足を上から抑えているような形になり、売り優勢の時と判断出来ます。
スパンモデルの売買サイン
同じチャート画面で、有効な売買サインが出ている場面となるのは、赤丸で囲まれている部分と言えます。
- 1.スパンAがスパンBを下から抜けているポイントが買いサイン
- 2.スパンAがスパンBを上から抜けているポイントが売りサイン
赤丸で囲んだところは、1の場合になり買いエントリーを入れるポイントとなり、その後サポートゾーンが出ているので、買い優勢が発生していると言えます。
遅行スパンを合わせるとダマシを少なく出来る
スパンモデルのスパンAとスパンBがクロスするポイントだけで、テクニカル分析をされているとダマシに合う場面になりやすいときがあります。
ですので、遅行スパンも合わせて分析をする事で、分析の精度を上げやすくなります。
売買サインの図に、遅行スパンがローソク足に下からクロスしたところを付け加えました。
下から遅行スパンがつき抜けていくことを「陽転」と言い、ちょうど赤丸の売買サインが出ている相場が、26日前である過去の相場より強い相場であると、遅行スパンによって分かるようになっています。
ですので、売買サインが出ているポイントは、スパンAとBのクロスに合わせて遅行スパンも買いエントリーでの好材料と判断できることになります。