トレンド系テクニカル指標に「スーパーボリンジャーバンド」という指標があります。
スーパーボリンジャーバンドは、マーフィー氏と言われる方が開発したテクニカル指標ですが、外国人の方ではなく日本人の柾木利彦氏になります。
三和銀行・現在の三菱東京UFJ銀行に入行し、シティバンクやオランダ銀行の外国為替部門で活躍するなど、為替業界の有識者と言えます。

トレンド系には、ボリンジャーバンドというテクニカル指標がありますが、これに一目均衡表の「遅行スパン」を加えて、アレンジしているテクニカル指標です。
ボリンジャーバンドは、統計学の標準偏差・正規分布の考えで±2σ、±3σ内に収まる確率が高いという事に基づき、トレンドの発生を見極めて、順張りしていくものです。

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スーパーボリンジャーバンドの見方

スーパーボリンジャーバンドの見方
DMM.com証券のプレミアチャートでスーパーボリンジャーバンドを表示させている状態です。
ボリンジャーバンドと見方は変わらず、真ん中の青線が移動平均線である中央線になります。
緑線が±σ、赤線が±2σ、水色線が±3σのラインになります。
それに、ピンク色の線が遅行スパンになっています。
少しチャート画面に多くのラインが表示されていますが、理解すると大変有効なテクニカル指標ですので、覚えておくと役立つことは間違いありません。

スーパーボリンジャーバンドでトレンドを見る

スーパーボリンジャーバンドで、上昇トレンドか下降トレンドが発生しているか判断する材料として、代表的なものは中央線が上向いているか下向きなのかになります。
上向きなら上昇トレンドは発生、下向きなら下降トレンドが発生していると判断出来ます。

ボリンジャーバンドでトレンドが発生する見極めるポイントは、σバンドがスクイーズ(収束)している後に、ローソク足が±2σや±3σに到達したことやブレイクした時に、エクスパンションと言うバンド帯が広がることが起こるとトレンドが発生したと判断出来ます。
その時に、中央線もトレンド方向に傾いていることが重要になるので、スーパーボリンジャーバンドでも同様だと言えます。

その後、±2σや±3σ周辺をローソク足が沿いながら進む「バンドウォーク」が発生していると、かなり強いトレンド相場が発生していると判断出来るので、エントリーをするタイミングとも言えます。
逆に、中央線と±σ内をローソク足の終値が抜け出せていないと、弱いトレンドですので、注意して取引する必要があります。

遅行スパンでトレンドを明確にする

ボリンジャーバンドにはない「遅行スパン」が、スーパーボリンジャーバンドがあるので、時間的な要素を加える事でトレンド発生を見極めることが可能になります。
現在の相場を、設定した日数分過去にずらしたのが「遅行スパン」になります。
ですので、現在の相場が過去の相場より強い相場なのか、それとも弱い相場なのか判断する材料になります。

遅行スパンが過去のローソク足を下から抜けているところを「陽転」と言い、反対に過去のローソク足の上から抜けていると「陰転」と言います。
陽転後にローソク足より遅行スパンが上にあると「上昇トレンド」、陰転後にローソク足より遅行スパンが下にあると「下降トレンド」が発生していると言えます。