HLバンドはトレンド系テクニカル指標の1つで、チャート画面を眺めていても大変分かりやすい指標と言えます。
HLバンドはハイローバンドとも言い、他にもハイローチャンネルやドンチャン・チャンネルなどの名前でも呼ばれています。
HLバンドを考案された方は「リチャード・ドンチャン」氏ですので、ドンチャン・チャンネルと言われるのでしょう。

HLバンドの基本的な見方

HLバンドは、FX初心者の方でもすぐに理解できるトレンド系テクニカル指標と言えます。
名前でも分かる通り、ハイというのは「過去の設定期間の最高値」を表しているラインで、ローというのは「過去の設定期間の最安値」を表しているラインになります。
HLバンドの見方

dmmのプレミアチャートでHLバンドを表示している状態です。
緑ラインはハイバンドを表しており、青ラインはローバンドを表しています。
さらに真ん中の赤ラインは、ハイバンドとローバンドの平均線となっており、中間の値を通っています。

なぜこの様に、ハイ・ロー共に直線を描きながら少しずつ上下しているか、不思議に思うかもしれませんね。
この理由として、設定した期間内の最高値や最安値を結んだ線だからという事です。
多くのHLバンドの設定期間は「20日」となっています。
過去20日間で最高値を更新することが無ければ、常にハイバンドは横ばいの直線を描くことになります。
これは、ローバンドでも同じ事になり、過去20日間で最安値を更新することが無ければ、ローバンドは直線を描きます。

HLバンドの売買サインと決済ポイント

HLバンドでエントリーするポイントを見極める方法があります。
ハイバンドをローソク足が下から上へつき抜けると、買いエントリーのサインになります。
ローバンドをローソク足が上から下へつき抜けると、売りエントリーのサインになります。
HLバンドの売買サイン

青丸ではローソク足がローバンドをつき抜けているのが分かると思います。
さらに、中間線自体も下方向へ進んでいることもあり、売りエントリーするポイントの1つとしても良いでしょう。
さらに付け加えると、ハイバンドとローバンドの幅が広がっている場面では、どちらかのトレンド方向が発生していることにもなるので、エントリーすると利益を拡大しやすいと言えます。
買いエントリーも同じで、赤丸のポイントでローソク足がハイバンドを抜けていることが言えます。

決済ポイントとなるのは、中間線にローソク足が届くポイントが良いと思います。
バンド帯から離れてローソク足が中間線に届くことは、反対の方向へ進む可能性が出てきてしまうことになります。

相場がもみ合う場面のレンジ相場では、ハイバンドとローバンドの幅が大変狭くなりやすく、バンドにローソク足がタッチする事が多くなります。
その時には、逆張りでエントリーする方法もあります。
しかし、決済する判断も早めないと損失へ繋がりやすい面もあるので、注意する必要があります。