ボリンジャーバンドの基本的な使い方になるのは、順張りするポイントでの使い道です。
ボリンジャーバンドの発案者である「ジョン・ボリンジャー」は、順張りで使いことを想定して発案したしました。

主な考えとして、±2σや±3σのラインに到達や抜けた時点で、そのときに応じた順張りを行います。
もう少し詳しく書くと、+σ側では買いエントリーになり、-σ側では売りエントリーをすると言うことです。

±2σや±3σをブレイクすると言うことは、その後トレンドが発生すると予測できることから、順張りを行うことが出来るというのが、ボリンジャーバンドの使い方です。

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なぜ±2σ、±3σを超えると順張り出来る考え

統計学では±2σでは95.45%、±3σでは99.73%が数値のバラつきが収まることになっています。
ボリンジャーバンドもその考えから発案されており、相場の動きもその範囲内で動く考えです。
しかし、±2σを超える値動きをすると言うことは、95%以上の範囲外に出てしまうほどの異常な値動きになり、ブレイクした方向にトレンドが発生するという順張りが可能になると言うわけです。

しっかりトレンド発生直後などに、売買エントリーをすることで、多くの利益を獲得できるチャンスがあります。

トレンド発生で順張りでトレードする一例

band-3
上の図で一番トレンドが発生している部分が赤で囲んだところです。
この赤で囲んだ部分のように、ボリンジャーバンドが一気に広がっている部分の名前を「エクスパンション」と言います。
当たり前の事ですが、エクスパンションの広がりも色々あり、赤より前の部分でもエクスパンションしていることが分かるはずです。
エクスパンションが起こるということは、トレンドが発生していることになるので、順張りの売買エントリーすることになります。

赤い四角部分のチャートを拡大してみます。
band-4
この下降トレンドでのエントリーは「売り」から入る事を頭にいれておいて下さい。
さてこの画像でのエントリーポイントを探ってみます。
赤の四角の前に-2σを超えている青丸の陽線がありますが、この部分での売りエントリーは信用出来ません。
-2σを超えているので売りエントリーしそうになりますが、陽線ですので終値は上部になり中央のミドルラインにと-σ内に収まり、通常の終値と判断出来ます。

次に-2σを超えているのは、次の赤丸の陰線になります。
この時の終値が-2σを超えてるので、売りエントリーしても良いポイントと言えます。
しかし、まだミドルラインが横ばいの状態にあるので、多少の不安要素はあるかもしれません。

その次の赤丸は、-3σを超えるポイントで終値を付けています。
これは売りエントリーを入れる完全なポイントと言えます。
ミドルラインも下降トレンド方向に進んでいますし、-σと反対の+σのバンドが広がっていることもあるので、十分な判断材料が揃ったと言えます。
始めの赤丸ですべての売りエントリーをせずに、小分けにエントリーして行っても良いと思います。

あと付け加えると、この様な±2σ、3σのバンドに沿ってローソク足が動いていく事を「バンドウォーク」と言います。
このバンドウォークを狙うことが重要です。

決済ポイントはいつなのか?

エントリーはしたけど、いつかは決済しないと利益を確定することにはなりません。
band-5
同じチャート画面で説明すると、最初の赤丸のポイントが買い決済するところと言えます。
その理由として、青色の四角部分を見てみると+σ側でエクスパンションの広がりが終わっている事が分かります。
この広がりが閉じ始めるポイントを、第1の決済ポイントとする事が多いです。
上の図でもその後は、値動きが逆方向に進んでいることが分かるはずです。

それでもまだポジションを保有したい時などは、-σ側が閉じ始めるポイントになってきます。
もしくは-σやミドルラインの範囲内にチャートが落ち着きだすところが、決済ポイントになってきます。