テクニカル指標の1つで、大変多くの投資家にチャート分析をする際に使われることで有名なのが移動平均線です。
初心者の方でもチャート分析するときには、大変分かりやすく参考にするべき指標です。
主な使われ方は、現在のレートの流れを見極め、トレンドの発生やトレンドの強さをはかるのに大変有効です。
トレンド中のFX取引をする事は、とても利益を大きくするためには大切なことです。

そのトレンドの中でも、良い条件で売買できるポイントを探すときにトレンドの有無だけでなく、移動平均線自体をトレンドラインとして使うことが出来ます。
トレンドラインという事は移動平均線を支持線や抵抗線として活用する事が出来るので、ローソク足がその移動平均線に近づくと、反発する事が多くあります。

移動平均線と言っても短い期間を設定した「短期線」から長い期間を設定した「長期線」があります。
5日線などの短期線ではローソク足チャートに沿った動きをするので、支持線や抵抗線と使うことは出来ません。
支持線などに使う移動平均線は、21日前後の中期線や50日以上の長期線になることがあり、特に50日以上の長期線が支持線や抵抗線に使う投資家は多いです。

上昇トレンドの移動平均線の例

上昇トレンドは常に価格を上げている状態で、買いポジションを保有する絶好のチャンスと言えます。
チャート全体では上昇傾向でも、常に価格は多少の上下をしています。

チャートを眺めていても、いつ買いポジションするための新規注文をしたら良いのか悩むところです。
下降トレンドから上昇トレンドに転換したときに、買いエントリー出来れば、一番利益を拡大出来ますが、なかなか難しいです。

そこで使うのが、チャート画面に移動平均線を表示することです。
上でも解説した短期線から長期線の移動平均線がありますが、反発を狙う有効な移動平均線は長期線が多いです。
困ったときは、常に短期線1本と中長期線2~3本表示しておくと良いと思います。

移動平均線を利用した売買のタイミング

初心者の方がFX取引されるときには、「順張り」を中心にされる事になるはずです。
順張りをする事は、ある程度値上がっている状態で買いエントリーするので、そのまま価格は上昇している事が多くで安心出来ます。

上昇トレンド中の移動平均線で、買いエントリーするタイミングは移動平均線にローソク足が付いたときか、少し反発してからで良いでしょう。
まだ買い増ししたいときでも、同じ手法でいくと良いです。

しかし、何回このトレンドが移動平均線上で反発するかは、後でしか分かりません。
いつかは利益確定の売りを実行するときが来ます。
そのタイミングは、ヒゲではなくローソク足実体が移動平均線を割り込んだ時や、自分のルールを作る事が重要です。

割り込んでからも反発することはありますが、そこで後悔すると、あとで自分の取引のスタイルを崩すことになり、損失が発生する取引になってしまう事になるかもしれません。