「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」の名前を見るだけでも、何か特別な意味合いがあるように感じがするのは、私だけでしょうか。

移動平均線の「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」は、FXの売買サインを見分けるためには、大変有効な手段になり、投資家上級者の方から初心者の方まで、多くの方が参考になるものです。

初めてFX取引をされる方では、聞かれたことがないかもしれませんが、いち早く覚えておくと売買するタイミングを逃しにくくなります。

そもそもゴールデンクロスとデッドクロスって何?

まずゴールデンクロスは、短期の移動平均線が中長期の移動平均線を下から上方向に抜けていく事を言います。
次にデッドクロスは、短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上から下方向に抜けていく事を言います。

ゴールデンが良く、デッドが悪いという訳でなく、ゴールデンクロスが発生すると上昇トレンドに転じやすく、デッドクロスが発生すると下降トレンドに進んでいくようになりやすいです。

ですので、ゴールデンクロスは買いのサインであり、デッドクロスが売りのサインと言えます。

短期線だけがクロスが発生するわけでなく、中期線が長期線を下から抜いてもゴールデンクロスと言います。
一般的に、短期線を中心に売買サインを見分ける事が多いので、短期線と中長期線を意識することになります。

ダマシが発生しにくいゴールデンクロスやデッドクロス

チャート分析をしていると、売買のサインと思い取引をした後に逆方向に進み、損失を出してしまう事があると思います。
分析をしたにも関わらず、こういった事が発生する事を「ダマシ」と言います。

移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスで、ダマシが発生しにくく、信頼度の高いと判断出来る基準があります。

ゴールデンクロスの場合、短期線と中長期線がクロスする時に、中長期線が「横ばい状態」か「上方向」に進んでいる時です。
デッドクロスの場合は、短期線と中長期線がクロスする時に、中長期線が「横ばい状態」か「下向き」に進んでいる時になります。

同一方向で進みながらクロスする時には、信頼度がかなり高くなりダマシが少なくなります。
短期線だけに注目していると、ダマシに気づかずにいる可能性があります。

ダマシが発生しやすい移動平均線

ダマシが発生しやすいと言うことは、信頼度が低いということになります。
上で解説したとは反対に、短期線と中長期線の向きが逆方向でクロスする時になります。

ゴールデンクロスは上向きの短期線と下向きの中長期線で、デッドクロスは下向きの短期線と上向きの中長期線がクロスしたときです。
逆方向に進んでいるので、こういったゴールデンクロスやデッドクロスは発生しやすいですが、読み違えることが多く発生するので、注意する必要があります。

特にもみ合い状態にボックスやレンジ相場の時には、各移動平均線がクロスが頻繁に発生します。
こういった場合は、移動平均線の機能が発揮出来ない状態です。

レンジ相場を抜けるのを待つか、移動平均線だけでなく違うテクニカル指標を合わせて使うことが重要になります。