ストキャスティクスは、オシレーター系テクニカル指標の1つで、オシレーター系で有名なRSIと同様に多く使われている指標になります。
RSI同様に、現在の相場が「買われすぎ」「売られすぎ」の状態を、すぐに判断できる指標ですので、FX初心者の方でもオシレーター系を使われる場合に、採用される方は多いです。

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ストキャスティクスの基本の見方

ストキャスティクスは基本的に3本の曲線で、表せれることになります。
その3本の曲線を、「%K」「%D」「%SD」となっており、それぞれ違う動きをしながら進んでいきます。
ストキャスティクス
上のDMM FXのプレミアチャートでは、水色が%K、赤色が%D、黄色が%SDとなっています。

これでは、意味が分からないと思いますので、1つずつ解説していきたいと思います。

%Kとは

まず基本となる曲線として「%K」というものがあります。
%Kは、設定した期間内の最も高い価格となった「最高値」と、最も低い価格となった「最安値」の間で、現在の相場がどの数値になるか表した数値になります。
上限を100%となり、下限を0%の範囲になります。
(現在値-期間内の安値)÷(期間内の最高値-期間内の最安値)×100
上記が基本的な計算式になります。

例えば、期間内の最高値が103円で、最安値が97円とします。
現在値が100円となっている場合では、どうなるでしょう?
(100-97)÷(103-97)×100=50%
100を見て、すぐにちょうど真ん中だなと分かったと思いますが、このように算出されます。
もし、現在値が102円となると、83%となります。
それの曲線を%Kということになります。

現在値がどこにあるか単純に数値化しただけですので、%Kの動きは相場の動きに合わせて、上下に激しく動いていきます。

%Dとは

%Dは簡単に説明すると、%Kの数値を一定期間で平滑化して、出された数値となります。
%Kを一定期間で平均化した数値になりますので、%Kよりも緩やかな動きを示すようになります。
もう1つ加えると、%Kで設定した期間とは異なる期間を、%Dでは設定するのが通常です。
「(現在値-期間内の最安値)の新たに設定した期間の合計」÷「(期間内の最高値-期間内の最安値)の新たに設定した期間の合計」×100
長々と計算式を書きましたが、このように求められます。

自分で計算することはないので、設定する期間を変えるだけで、数値が計算されるので、このような感じだなだけ覚えておくと良いです。

%SDとは

だいたい予想できるかもしれませんが、%Dをさらに定めた期間で平均化した数値が「%SD」となります。
さらに、緩やかな曲線を描くようになります。
3日分の%SDが必要なら、「3日分の%Dの合計」÷3で求められます。
これも、期間を設定するだけで良いので、内容だけ覚えておくと良いです。

ストキャスティクスの基本的な売買

ストキャスティクスでは、簡単には%Kがどの様な位置にあり、どの様な動きをしているかで、売買するタイミングを計ります。

  • %Kが70%以上の範囲では買われすぎ状態
  • %Kが30%以下の範囲では売られすぎ状態
  • %Kが%Dを上から下に抜ける「売りポイント」
  • %Kが%Dを下から上に抜ける「買いポイント」

ストキャスティクスの買われ過ぎと売られ過ぎ
買われすぎや売られすぎと考える%はトレーダーによって変わりますが、一般的には70%と30%と考える方が多いです。
後は、80%と20%となる場合もあります。

70%以上では買われすぎ状態と言えるので、売りに転じてくるポイントになりますが、これに合わせて%Kが%Dを上から下に抜けるポイントとなるのが、売りポイントと言えます。

反対に、30%以下の範囲では売られすぎの状態と判断でき、%Kが%Dを下から上に抜けることが合わせて起こると、買いポイントと言えるようになります。