RSIは、オシレーター系の代表的なテクニカル指標と言えるもので、買われすぎや売られすぎを判断しやすい指標です。
買われすぎているのなら、その後は売られて行くであろう判断出来て、売りエントリーを入れるなどが主な手法になります。
逆も同じで、売られすぎているのなら、買いエントリーをしようという考えになります。
しかし、100%が絶対にこのような流れになるとは言えず、買われすぎを判断する70%のラインを超えても、相場が上昇し続けることも多々あります。
強いトレンドが発生している場合には、RSIだけでは判断しにくいと言えます。
このような相場の転換期を判断する1つの材料として、「ダイバージェンス」が発生しているかとなります。
ダイバージェンスは、オシレーター系テクニカル指標を使われている方では、馴染み深い言葉だと思います。
ダイバージェンスは、逆行現象と呼ばれているものですので、チャート画面のローソク足が上昇しているのにも関わらず、RSIは下降傾向にある反対の動きをするものです。
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RSIとダイバージェンスの動きを見る
まず最初にRSIを眺めていると、70%ラインを超えてから、その後にRSIが下降傾向になる部分があります。
その時点の相場の動きを見ると、上昇をし続けていることがあります。
これでダイバージェンスが発生していると判断出来ます。
なぜこのような現象が起きるかと言うと、相場の上げ幅が大きければ数値が大きくなります。
しかし、相場は上昇し続けていても、上げ幅の値が少しずつ小さくなると、RSIの数値は小さくなってきます。
上げ幅が小さくなると言うことは、買い傾向なのは変わりませんが、買われている強さは弱まり始めていると判断できるからです。
これにより、トレンドの転換期が発生するというサインになります。
逆の下降相場でも同じことが言えて、下降相場でも売られる傾向が弱まると、下げ幅は小さくなります。
そうなると、RSIは上昇傾向を描くようになり、その後に相場の上昇が訪れるのではないかと判断出来ます。
この場合は、ダイバージェンスとは正確には言わず、コンバージェンスと言います。
そこまで覚える必要はありませんが。
安易にダイバージェンスで判断しない
ダイバージェンスで転換期の判断する材料にもなりますが、ダイバージェンスが発生したから、すぐさま売買をするサインだと、安易に判断しないことも重要です。
ダイバージェンスは一度だけの発生とは言い切れません。
短いスパンで繰り返し発生することもあり、上昇相場が弱まり下落するであろうと思っていても、相場は再び上昇へ変わってしまうことがあります。
このときに、早めに売りエントリーをしてしまうと、損失を膨らませてしまうことに繋がります。
安易に判断することは、大変危険ですので注意してください。
エントリーより決済ポイントとして使う
ダイバージェンスを新規注文の目安とするのは、相場の天井や底値で取引しやすく、逆張りをする上で有効な手段ですが、思わぬ損失を増やすことになります。
特に、FXに慣れていない初心者の方は、エントリーポイントとして使う前に、利益確定の決済ポイントとして使うことが有効と言えます。
上昇相場や下降相場の弱まりや終息と捉える方が簡単で、その時に利益確定の決済をする事で、ある程度の利益を増やすことが出来ます。
その後に、利益が増える方向に進んでいたとしても、まずは利益を確定できたと判断する方が良いです。
欲を出して、利益を減らしてしまう可能性もあるからです。