アルティメットオシレーターとは、RSIやストキャスティクスなどと同じで、相場の過熱感である「買われすぎ」「売られすぎ」を判断して、FX取引を優位に進めていくことが出来る指標の1つです。

考案者は、伝説の投資家とも言われている「ラリー・ウィリアムズ」氏で、アルティメットオシレーター以外にも「ウィリアムズ%R」というオシレーター系テクニカル指標も考案されている方です。

アルティメットオシレーターはその名の通り、「アルティメット=究極」のオシレーターと言われ、今までのオシレーター系の弱点・欠点を克服して考え出された指標になります。

他のオシレーターなどの欠点は、自分自身で決められる設定期間は14日など、1つに限られてしまうものが通常です。
もし、14日間に設定すると、相場の周期が14日で動いてくれると良いのですが、相場が設定通りの期間で動きとは言い切れません。
設定期間を短くすると、オシレーターのグラフが相場に敏感に動いてしまうことになり、ダマシが発生しやすいことになり、逆に設定期間を長くすると、売買サインがなかなか出にくいような、反応が鈍くなってしまうグラフになってしまうこともあります。

オシレーター系指標の本領を発揮しようとすると、相場の強さや流れによって、設定期間が動的に変えることが出来れば、一番良いとなっています。
しかし、なかなかその様なことは出来ませんが、アルティメットオシレーターでは、設定期間を3つ定めることが出来て、それにより、相場の強弱や流れに対応できるようになっています。

ウィリアムズ氏が提案している設定期間は、7日、14日、28日となっています。

アルティメットオシレーターの見方

アルティメットオシレーターは、対応していない各社のチャート機能も多いですが、一般的には0%~100%の中をグラフが上下しながら動いています。

グラフ自体は簡単に読みとることは出来ますが、他のオシレーター系指標とは違い、単純に○○%になったからサインだと判断するものではないので、少し複雑になりますが、売買サインとしていくつか覚える必要があります。

アルティメットオシレーターの売買サイン

アルティメットオシレーターで売買サインを見極めるには、ダイバージェンスという「逆行現象」が発生しているかということになります。
「どこの位置で」「どの様に発生しているか」が重要になるので、覚えておく必要がありますので、項目を分けて解説していきます。

買いシグナル

  • UOが30%以下の時に、価格は下がっているのに、UOは上昇している
  • 逆行現象が起きている時に、UOのピーク値(山)を結んだラインをUOが上に抜けた時

この2点が起こっていることが確認できると、相場の反転が起こることが予想できるので、買いシグナルとなり、買いエントリーを行うことが出来ます。

売りシグナル

  • UOが50%以上の時に、価格は上がっているのに、UOは下降している
  • 逆行現象が起きている時に、UOのボトム値(谷)を結んだラインをUOが下に抜けた時

買いシグナルとは逆になる動きが「売り」シグナルの発生と言えます。
買いシグナルが30%以下となると、売りシグナルは70%以上と思うかもしれませんが、50%以上が売りシグナルの観測の範囲となります。

利食いと損切りポイント

折角、良い相場の時にエントリーしてポジション出来たとしても、利益を出す利食いをしなければ、損失を出してしまうことに繋がります。

買いポジションを持っている時は、利食いとなるポイントは「UOが70%以上になる時」になります。
売りポジションを持っている時は、利食いとなるポイントは「UOが30%以下になる時」と判断できます。
これで、利益を確定できるという訳になります。

しかし、相場は上手く進まない時も多くあります。
ストップロスという「損切り」を早めに行わないと、損失を大きくしてしまうことになります。
買いポジションを持っていて、相場が下がれば利益方向に進みますが、逆に価格が上昇してしまうこともあります。
買いポジションの損切りポイントは「UOが65%以上」というぽいんとになります。
反対に、売りポジションで価格が反対に下がってくると、「UOが35%以下」となるのが損切りのポイントになります。

パーセントのポイントは多少変わりますが、基準として考えると良いです。