モメンタムは、現在の相場がどのような勢いがあるのか判断できるオシレーター系テクニカル指標です。
モメンタムを英語で書くと「momentum」と書き、日本語訳で「勢い」とそのままの意味を表しています。
オシレーター系で有名な「RSI」や「ストキャスティクス」のような、「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するものとは、少しだけ違い、トレンド系に似たような判断が出来るとも言えます。
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モメンタムの基礎
モメンタムは相場の勢いを判断できる指標ですが、どの様にして勢いを判断するかと言いますと、n日前の終値と当日の終値(現在値)を比較するだけの、大変単純な指標と言えます。
何日間の平均を考えたりなど、難しい考えはなく、ただ過去の相場に比べて、現在はどの様な相場なのか分かりやすく判断できる利点があります。
n日前の数値は、自分で設定出来ますが、10日前後となるのが一般的です。
モメンタムの見方
モメンタムは、FXのチャート画面の下にあるサブチャートに表示され、グラフが上にあると上げ相場のである感は強く、グラフが下にあると下げ相場である感が強くなります。
その判断できるものが、中央にあるゼロ線になります。
ゼロ線より上で、さらにゼロ線より離れている状態は、上昇トレンドが強く発生していると判断出来ます。
反対に、ゼロ線を遙かに下回る場合は、下降トレンドが強く発生していると判断できます。
ゼロ線に着目して、チャート分析していくのが、モメンタムの主な見方になってきます。
トレンド転換と売買サイン
モメンタムは、相場の勢いを判断出来るテクニカル指標ですので、トレンドの勢いがなくなれば、自ずとモメンタムがゼロラインに近づく線を描くようになります。
上昇トレンドや買い相場で相場が上がっている時は、モメンタムも同じように上昇傾向を続けますが、相場が落ち着いてくると、モメンタムも下がる傾向に働きます。
そうなると、ゼロラインを上から下に抜けるクロスが発生します。
その時に、上げ相場の転換が合ったと判断できる材料になります。
下げ相場でも同様に、ゼロラインを下から上に抜けるクロスが発生すると、上昇傾向に相場が転換したと判断できます。
- 上から下にクロスで買いサイン
- 下から上にクロスで売りサイン
トレンドの転換だけを判断するブレイクだけでなく、トレンドが転換した可能性があるのだから、それを売買サインの1つとして取り入れることも可能です。
しかし、モメンタムはゼロラインとのクロスは、以外と頻繁に起こってしまう事例です。
単純にクロスしたから、即座にエントリーする判断となるのは、甘い考えになる可能性も高いです。
モメンタム自体は簡単でシンプルなテクニカル指標ですので、他のテクニカル指標と併せて用いることをオススメします。
トレンドの転換を判断できるオシレーター系ですので、同じオシレーター系のストキャスティクスなどと合わせることが良いと思います。