スワップポイントは、毎日ポジションを持ち越すことで、1日ごとに投資家に付与されるものです。
1週間は7日間ありますが、金利差が変わらなければ、同じ金額を7日間均等に受け取れるという訳ではありません。
実質的には均等で受け取れるようになりますが、水曜日にポジションして木曜日の朝7時まで持ち越すと、土日分のスワップポイントも加算されて計算されます。
これがFXで有名な「スワップ3倍デー」と言われるものです。
もし、月曜日が祝日となり休みが繋がると、4倍のスワップポイントが入るという計算になります。
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スワップ3倍になる理由と計算
なぜ、スワップポイントがまとめて加算されるのか分かりますか?
なかなか、このスワップポイントの内容をしっかり理解することは難しいので、水曜日は3倍と覚えていても良いかもしれません。
といっても、理解していると納得しながら取引出来るはずです。
FXは直物為替という為替商品になりますが、直物為替は取引日の2日後に受け渡しとなる決済をする必要が原則あります。
しかし、投資家自身は2日後に実際に決済する必要はなく、ロールオーバーによる自動的な持ち越しが可能です。
米ドル/円を月曜日にポジションした場合は、2国間で水曜日に受け渡す約束をしたようなものです。
これを翌日に持ち越すことで、受渡日も木曜日に1日ズレることになります。
これをポジションする日を水曜日で考えると、受渡日は2営業日後の金曜日になります。
これを木曜日の早朝7時まで持ち越すと、受渡日は土曜日となりますが、土日は休みとなるので、月曜日が受渡日に延長されます。
ですので、金・土・日の3日間の実質的な資金の流れになり、スワップポイントも3日分の計算となります。
祝日を挟む場合では、スワップポイントが2倍になることもあります。
木曜日が祝日の場合、月曜日にポジションすると受渡日は水曜日になります。
それを火曜日まで持ち越すと、受渡日は木曜になりますが休みですので、受渡日は金曜日になります。
土日・祝日を挟んでも1倍や0倍のスワップポイント
では、金曜日にポジションした場合で、月曜日までの3日間保有していたら、3倍にならないのかと疑問に思う方もいるかもしれません。
金曜日にポジションした場合は、2営業日先になるので火曜日が受取日になります。
これを月曜日までポジションしても、月曜日からの2営業先は水曜日となり、資金の流れは火曜日から水曜日の1日分となり、スワップポイントも1日となります。
これが木曜日の祝日の場合、火曜日にポジションした時の受渡日は木曜日で1日ズレて金曜日になります。
これを水曜日までポジションすると、受渡日は金曜日となります。
1日持ち越したとしても、受渡日は同曜日となりスワップポイントが発生しないという流れになります。
各FX会社のスワップカレンダーを確認
色々と説明しましたが、理解するのには私も少し苦労しました。
覚えておいて損にはなりませんが、FX会社ではスワップポイントが何日分受け取れるか分かる「スワップカレンダー」を用意しています。
あと、スワップポイントが2倍や3倍などが発生するのは、通貨ペアの両国間の祝日が関係してきます。
日本が祝日だからと言って、ユーロ/米ドルの通貨ペアには関係ありませんので、注意してください。