FXの手数料は無料のところが、最近では一般的になってきているので、このスプレッドが実質的な手数料と言って良いと思います。
そうなると、FX会社によって同じ通貨ペアでも、スプレッドに違いがあるのは分かります。
ですが、最近のFX会社のスプレッドには、主要な通貨ペアでは以前よりは違いは少なくなってきました。

それよりも同じFX会社でも、通貨ペアの違いでスプレッドの差は大きく違うことが重要です。

DMM FXのスプレッド(2016年4月30日現在)
通貨ペア スプレッド
米ドル/円 0.3銭
ユーロ/円 0.6銭
ポンド/円 1.1銭
豪ドル/円 0.7銭
NZドル/円 1.4銭
スイスフラン/円 1.8銭
カナダドル/円 1.7銭
南アフリカランド/円 1.4銭
ユーロ/NZドル 3.5銭
ポンド/スイスフラン 2.8銭

FXされている日本人に、人気のある通貨ペア「米ドル/円」のスプレッドは0.3銭となっており、スプレッドはかなり狭くなっています。
他のユーロ/円でも0.6銭となっており、主要な通貨ペアは1銭前後のスプレッドになっていることが多いです。
狭いスプレッドでは1万通貨取り引きしても、100円以内に手数料が納まるので、それほど気にする必要はないかもしれません。

しかし、円が絡んでこないクロスカレンシーでは、一般的に見てスプレッドが広いイメージがあります。
同じDMM FXで見ても、ユーロ/NZドルやポンド/スイスフランなどでは3銭前後になっており、1万通貨の取引で300円以上の手数料が発生していると捉えることが出来ます。

FX会社によって得意不得意がある

得意不得意とは違うかもしれませんが、大手FX会社が取り扱っている全ての通貨ペアで、スプレッドが最も狭いとは言い切れません。

スプレッドの比較(2016年4月30日現在)
通貨ペア 楽天FX 外為どっとコム ヒロセ通商
米ドル/円 0.3銭 0.3銭 0.3銭
ユーロ/円 0.5銭 0.5銭 0.6銭
ポンド/円 1.0銭 1.4銭 1.3銭
NZドル/円 3.9銭 1.4銭 1.3銭

DMM FX以外にも、「楽天FX」「外為どっとコム」「ヒロセ通商」の原則固定スプレッドで比較してみました。
米ドル/円は4社とも同じ0.3銭となっており、他のFX会社でも同じスプレッドにしているところは多いです。
楽天FXや外為どっとコムは、ユーロ/円やポンド/円のスプレッドがDMM FXより0.1銭狭くなっています。
しかし、NZドル/円になると楽天FXは3.9銭になり、他に比べるとスプレッドが広がっています。

このように、FX会社によってスプレッドは違い、すべてのスプレッドが狭いと言われるFX会社は無いと言えます。
取引したい通貨ペアでスプレッドを比較することが重要になります。

配信率とは?

多くのFX会社は最近、原則固定スプレッドを採用しているところが多くなりました。
原則ですので、ごく稀に思わぬ事態が発生してスプレッドが広がることがあります。
配信率
DMM FXの2016年4月のスプレッドと配信率です。

配信率は提示している原則固定スプレッドが、そのままのスプレッドで提供されている割合になります。
ですので、DMM FXの米ドル/円0.3銭のスプレッドが全体で見ると99.26%の割合になっているという事です。
0.74%は違うスプレッドで提供されてしまいっていますが、スプレッドが広がる原因はリーマンショックや自然災害など予期せぬ事態、経済指標や政策など重要な発表があったときなどになり、滅多に広がることはありません。

殆どのFX会社では98%~99%以上の配信率でスプレッドは提供されているので、安心していても大丈夫と言えます。