スプレッドは簡単に言うと、FX会社が受け取る手数料みたいなものと考えていれば良いです。
しかし、単純にスプレッドと言っても、いくつか種類があることをご存じですか?
現在、国内の多くのFX会社が採用しているスプレッドが「原則固定スプレッド」と言われるものです。
それ以外にも種類があるので、特徴と合わせて表にまとめてみます。

スプレッドの種類 特徴
完全固定スプレッド スプレッドが変動することがなく、完全に固定されている。
原則固定スプレッド 原則的に固定されているスプレッドですが、予期せぬ事態や指標が表された時に、相場変動が激しくなると、スプレッドが広がることがある。
変動スプレッド スプレッドが変動することが良くある。特に取引量が少なくなる時間帯など。
キャンペーン FX会社によって行われる期間限定のスプレッド。通常より狭いスプレッドが提供される。

4つのスプレッドの種類があることが分かりますが、それぞれに特徴があります。
完全固定スプレッドは、どういった状況が起きようともスプレッドの変動はなく固定されています。
しかし、現在FX会社で完全固定スプレッドを採用しているところはありません。

原則固定と変動は違うの?

現在多くのFX会社が採用しているスプレッドが、「原則固定スプレッド」ですが、原則ですので変動することはあります。
「では変動スプレッドとは違うのか?」と思う方もいるはずです。

原則固定スプレッドには、リーマンショックや大災害など、誰も予想出来ない大きな事態になった時や、経済指標発表前後や急激な相場変動があった時などに、スプレッドが広がるとされています。
かなり限られた時にだけ、スプレッドの幅が広がると言えます。

しかし、変動スプレッドは上記の内容も含めて、流動性が低くなる時間帯など、取引量が低くなると、スプレッドが常に変動してしまうことになります。
変動スプレッドは原則固定スプレッドに比べて、狭いスプレッドと言われていましたが、現在では原則固定スプレッドでも同じくらいの狭さになっていることが多いです。

スプレッド幅の確認

スプレッドの幅は取引する通貨ペアで違いますし、FX会社によっても違ってきます。
一般的なスプレッドを有価ペアごとに、表にまとめました。

通貨ペア Bid(売り) Ask(買い) スプレッド
米ドル/円 106.380 106.383 0.3銭
ユーロ/円 121.816 121.822 0.6銭
ポンド/円 155.397 155.408 1.1銭
豪ドル/円 80.932 80.939 0.7銭
NZドル/円

パッと見ると違いがないように見えますが、売値と買値の差がスプレッドと言うことです。
米ドル/円の場合は、1通貨を買ってすぐに売りに出すと0.3銭のスプレッドが取られていることになります。

取り引きする最低の通貨は「1万通貨」からが多いので、米ドル/円で1万通貨を売買すると30円のスプレッドが発生します。
それでも少ないと感じるかもしれませんが、取引回数が多くなったり 米ドル/円などスプレッド幅が狭い通貨ペアではなく、スプレッドが2銭を超えてきたりすると、数百円のスプレッドが毎回発生してくることになります。