IFD(イフダン)注文というのは、1回の注文で新規注文と決済注文を同時に出すことが出来る便利な注文方法です。
自分がまずどの相場になれば買いたいと思う新規注文が約定すると、2つ目の決済注文が発動されるようになっています。
新規注文が約定しなければ、決済注文は発動されないの安心出来ます。
自分の予想通りの値動きをすれば、自動的にすべての取引が完了する簡単な注文方法と言えます。

2つの注文を出せるOCO注文もありますが、OCO注文は新規注文で2つ同時注文や決済注文で2つ同時注文となるので、内容は違います。

IFD注文の組み合わせ例

新規注文と決済注文を1セットで出せる注文方法です。
それぞれの注文には指値と逆指値があり、1セットになる注文数はかなり多くなります。

新規注文 決済注文
買い指値注文 売り指値注文
売り逆指値
買い逆指値注文 売り指値注文
売り逆指値注文
売り指値注文 買い指値注文
買い逆指値注文
売り逆指値注文 買い指値注文
買い逆指値注文

全部で8パターンのIFD注文が出せるようになっています。
なかなか見にくいかもしれませんが、買いの新規注文には売りの決済注文で、またその逆があります。
それに指値と逆指値があると簡単に覚えていると良いと思います。

利益確定するIFD注文

IFD注文には利益を確定するパターンを優先する注文やり方があります。
分かりやすいパターンとして、新規注文は買いの指値か逆指値から決済注文の指値という流れとなるでしょう。

例えば、現在のレート1ドル=110円より下降して1ドル=109円で新規注文の買い注文が約定し、1ドル=112円の決済注文の売り注文が約定するIFD注文があります。
この場合は、新規注文が現在のレートより有利に働いた買いの指値注文から、決済注文は有利に働いた売りの指値注文の流れです。
これ以外にも、利益確定のIFD注文は新規注文は「買い逆指値注文」で決済注文は「売りの指値注文」があります。
新規注文が売りから入る場合は、「売り指値注文か売り逆指値注文」から決済注文が「買いの逆指値注文」という流れです。

損切りするIFD注文

IFD注文は利益確定で使うよりも、損切りを行うために使われるパターンが多いです。
相場が上昇すると思い買いポジションを持っていても、予想外に下がる心配も否定できず、ある程度の損失で抑えるために決済注文を売りの逆指値を出す方法です。
例えば、利益確定パターンと同様に、現在の1ドル=110円より有利に働いく1ドル=109円で約定する買いの指値注文をして、その後相場が上がると予想しますが、下がることが心配なので、決済注文として1ドル=108円の売りの逆指値注文をセットにしたIFD注文のパターンです。

予想外の下落にも最小限に抑える事が出来るので、チャートなど頻繁に見れない方などに大変有効です。

IFD注文の注意点

IFD注文は新規と決済を同時に出せる大変便利な注文方法ですが、利益確定か損切りの片方でしか決済注文を出すことが出来ません。
利益確定を行うIFD注文の場合は損切りは手動で行い、損切りをIFD注文の場合は利益確定を手動で行います。
ですので、損切りを優先的に行うほうが安心ですので、利益確定を手動で行うことをでIFD注文を使うようにしましょう。