逆指値注文は指値注文と反対の注文方法で、現在のレートより自分にとって不利な価格を指定して、注文をする方法になります。
現在のレートより上がれば買い注文で、レートが下がると売り注文を出すことが出来ます。

不利なレートで売買することは、あまりFX初心者では理解しにくいかも知れませんが、大変重要なことになります。

逆指値注文でトレンドに乗る

為替チャートが上下にもみ合っている「レンジ相場」「ボックス相場」と言われる後には、レートのトレンドが一方向に進む事が多いです。
その時に、逆指値注文を出しておくことで、上昇トレンドの場合は買い注文が約定し、下降トレンドでは売り注文が約定することになります。

トレンドの波に乗れば利益を拡大する事が出来て、FX取引を有利に運んでいける事に繋がります。

逆指値注文が使われる場面

為替のもみ合いでどちらの方向に進むか分からない時に、逆指値注文でトレンドに乗る場合もありますが、逆指値注文がよく使われる場面が他にあります。

それは、上で書いた新規注文ではなく、決済注文に逆指値注文を使われる事が多いです。
決済注文に逆指値注文を使うことで、ある一定の利益確定を確保出来る時や、自分自身が許すことが出来る損失で留める事が出来る「損切り」などに使います。

損切りする場面

チャートの動きは予想していても 予想通りに動くとは限らず、全く逆方向に進んでしまうことも多くあります。
それが、小さな動きなら許す事が出来ますが、一気に動いてしまい、大きな損失を出してしまう場合もあります。

そういった損失を最小限に抑えて、次や他のFX取引の足を引っ張らないようにします。
損失を限りなく少なくすることが重要になります。
その場面で逆指値注文はよく使われます。

例えば、1ドル=110円の時に為替は今後上昇するだろうと予想し、新規注文のロング(買い)ポジションを持ったとします。

しかし、予想とは違う動きをして、相場はドンドン下がる傾向になりました。
そこで、予め逆指値注文を出しておくことにします。
自分が許せる範囲の損失にするため、買いポジションを持った時より1円低い「1ドル=109円」で、逆指値注文をします。

下がり出してから逆指値注文を出しても良いかもしれませんが、常にチャートなどを確認出来なかったり、急な下落などに対応出来ない場面もあるので、新規注文後にすぐ、逆指値注文を出しておくことが良いかもしれません。

損切りの事をストップロスとも言いますので、逆指値注文を「ストップロスオーダー」「ストップ注文」などとも言います。

利益確定する場面

損切りだけで逆指値注文が使われるのではなく、利益をある程度は確保した状態で決済したい場合でも、逆指値注文は使われます。

例えば、円安方向へ進むと予想し1ドル=110円で新規注文で買いポジションを持ちました。
予想通り円安が進み、1ドル=113円までいきましたが、その後は伸び悩んで、もみ合い状態や下降傾向になりました。

そこで、113円よりは少なくなりますが、1円下がった112円で約定するように、逆指値注文をしておきます。
112円で約定しても「2円の利益」は確定できます。

もし、円安はドンドン進むと112円の逆指値注文は約定しないので、次に113円や114円の逆指値注文を新たに出していくと、利益確定が拡大出来ます。