FXを始める初心者が覚えておく事は、どうすれば利益が生まれて、反対にどうしてしまうと損失が発生してしまうのかです。
その基本が分かっていなければ、取引を開始しても上手く利益を積み重ねて行けず、損失ばかり増えてしまうことになりかねません。

FXは株とは違い、買いだけでなく売りからでも入ること出来るのが特徴です。
ですから単純に、レートが値上がりすれば利益になり、逆にレートが下がれば損失となるとは言い切れません。
「どういうことなのか分からない」と混乱しそうですが、利益と損失の発生の仕組みは大変簡単ですので、すぐに覚えることが出来るはずです。

為替差損益による取引

FXで利益や損失が発生するパターンは、新規注文と決済注文時の為替の差で生まれる「為替差損益」と、2国間の通貨ペアの金利差で生まれる「金利差損益」があります。
まずは理解しやすい「為替差損益」から説明していきたいと思います。

買いから入った場合

買い(ロング)から入る事は、初めてFXされる初心者の方でも分かりやすいと思います。
例えば、ドル/円の通貨ペアで取引が開始したくて、1ドル=110円の時点のレートで買い注文を入れた場合です。
1ドル=110円でポジションした時点から、相場が上昇し続けると、それは利益が発生するゾーンと言えます。
反対に、相場が下がっていくエリアでは、すべて損失が発生してしまうゾーンになります。

しかし、利益や損失が発生するゾーンに入ったからと言って、すぐに差損益が発生することにはなりません。
その時点で決済注文を出して約定すると、その時の約定したレートで利益発生か損失発生となります。

売りから入った場合

上で説明した事を頭に入れると、だいたいの方は売りから入るとどのような時に利益・損失が発生するか、分かっているかもしれませんね。
買いとは正反対で、1ドル=110円から相場が上昇する円安方向に進むと、損失が発生するゾーンになります。
相場が下がる円高方向では利益が発生するゾーンになります。

相場が下がる予想が出来る通貨ペアでは、売りから入る事で利益に繋がりやすい取引が可能になるFXの特徴です。

金利差損益の取引

各国の通貨には金利があり、両国の金利の差がスワップポイントとして日々発生することになります。
金利差は取引すれば受け取れると断言できず、支払いが発生してしまう場合もあります。
スワップポイントが受け取る利益になるのは「低金利通貨で高金利通貨を買いから入った」時になります。
それだけかと言うとそうではなく、「高金利通貨で低金利通貨を売りから入った」場合も、スワップポイントを受け取る事が出来ます。
支払いが発生する場合は、上で説明した反対のときになります。

金利差を受け取り・支払いの条件
条件
受け取り 低金利の通貨で高金利の通貨を買う
高金利の通貨で低金利の通貨を売る
支払い 低金利の通貨で高金利の通貨を売る
高金利の通貨で低金利の通貨を買う