外国為替市場は世界の主要都市に複数ありますが、三大市場と言われるのが「ロンドン・ニューヨーク・東京」の3つになります。
24時間FX取引は可能ですので、日本市場やロンドン市場など気にせずに取引をしていると思いますが、実際にどこの市場が一番取引高が多いのでしょうか。
三大市場と言われているので、「それほどどこの市場も差がないでは?」と思う方も多いはずです。

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国別外国為替取引高ランキング

日本の東京市場も三大市場の1つと言われているので、どれくらい健闘しているのか見ていきましょう。

外国為替取引高ランキング(単位:10億ドル)
2013年 2016年
取引高 シェア 取引高 シェア
イギリス 2,726 40.8% 2,426 37.1%
アメリカ 1,262 18.9% 1,272 19.4%
シンガポール 383 5.7% 517 7.9%
香港 274 4.1% 436 6.7%
日本 374 5.6% 399 6.1%
フランス 189 2.8% 180 2.8%
スイス 216 3.2% 156 2.4%
オーストリア 181 2.7% 134 2.1%
ドイツ 110 1.7% 116 1.8%
デンマーク 117 1.8% 100 1.5%

国際決済銀行「BIS」が3年に1回、各国の中央銀行の協力により、外国為替取引額を発表しています。
2013年と2016年の2回を表にランキング10位までまとめてみましたが、イギリスが2016年にシェアを減らしましたが、「約40%」の取引額をイギリスが占めていると言えます。
世界三大市場の1つである「ロンドン市場」が、世界の為替市場を牽引していると言って過言ではありません。
1日の平均取引額も「約2兆5000億ドル」、日本円で約250兆円を1日で取り引きされていることになります。

三大市場のもう1つのアメリカは、少し差が開きますがシェア約20%となっており、約1兆2000億ドルが取り引きされています。
上位2つの国でシェア約60%を占めることになります。

さて日本のランキングは、2016年発表の数字では第5位となり、シェア6%と少ない数字になっています。
2013年では第4位でしたが、さらに3年前の2010年ではシンガポールより上にあり、第3位にあります。
とは言っても、シンガポール市場の急成長により、日本市場は追い越されている形になってしまいました。。

通貨ペア別・通貨別ランキング

FXでは通貨ペアを選んで取引をしていきますが、世界でどの通貨ペアが人気・スタンダードになっているのでしょうか。

通貨ペア別ランキング(単位:10億ドル)
2013年 2016年
取引高 シェア 取引高 シェア
ユーロ/米ドル 1,292 24% 1,173 23%
米ドル/円 980 18% 902 18%
ポンド/米ドル 473 9% 470 9%
豪ドル/米ドル 364 7% 266 5%
米ドル/加ドル 200 4% 218 4%
米ドル/フラン 184 3% 180 4%
ユーロ/ポンド 102 2% 100 2%
ユーロ/円 148 3% 79 2%

米ドルとユーロの通貨ペアが約4分の3ほどの割合を占めている事が分かります。
さらに、対ドルですが円通貨も2位の位置にあり、健闘しているのが分かります。

米ドル円やユーロ円など、日本人が多く取り引きする通貨ペアはDMM FXGMOクリック証券など、多くのFX会社で取引が可能です。
米ドルが絡む主要な通貨ペアでも、日本のFX会社でも取り扱いしているところが多く、円通貨以外を取引したい時も大丈夫です。

あと表を見ると、対米ドル通貨という通貨ペアが多いことが分かります。
国別取引高ではイギリスに敵わない状態でしたが、通貨としてのシェアを見ていきます。

通貨別取引高ランキング(単位:10億ドル)
2013年 2016年
取引高 シェア 取引高 シェア
米ドル 4,662 87% 4,438 88%
ユーロ 1,790 33% 1,591 31%
1,235 23% 1096 22%
ポンド 633 12% 649 13%
豪ドル 463 9% 348 7%
人民元 120 2% 202 4%

通貨ペアで上位のほとんどが「米ドル」が絡んでいたことを見ると、取引通貨の割合は2016年で88%の驚異のシェアとなります。
世界の基軸通貨であることが分かる数字と言えます。
ユーロと円はかなり健闘している数字とも言えますが、米ドルが世界に与える影響が大きいと言える数字にもなります。

あと気になるのが「人民元」の通貨が、2013年から2016年にかけて、シェアが倍増している点です。
中国の思惑もあり、シェアとしてまだ少ない数値と言えますが、今後どれほどのシェアを占めてくるのか「人民元」に注目するのも良いかもしれません。