証拠金維持率とは、今現在取り引きしている金額に対して、残っている証拠金の割合のことを指します。

FXを始める時には口座開設をした後に、担保のお金として「証拠金」を入れる事になります。
この証拠金にレバレッジをかけたりして、FX取引を始める事になります。

実効証拠金÷建玉必要証拠金×100=証拠金維持率

上記の式によって現在の証拠金維持率を出すことが出来ますが、初心者の方などでは分からない言葉かも知れませんね。

通貨を保有する事ををポジション(建玉)と言いますが、目的の通貨をポジションするために必要な証拠金を「建玉必要証拠金」と言います。

例えば、1ドル=100円の通貨ペアを1万通貨を取引する場合、レバレッジ25倍で計算すると、建玉必要証拠金は4万円となります。
預け入れる証拠金も4万円とすると、証拠金維持率は100%になります。
預け入れる証拠金を2倍の8万円にすると、証拠金維持率は200%になります。

証拠金維持率は常に変動

上の項目では、通貨ペアを初めてポジションする時の初めの証拠金維持率です。
その通貨ペアをポジションし続けている場合、証拠金維持率は常に上下しています。
その理由が、「含み益」「含み損」になります。

「決済していないから証拠金はそのまま残っているのでは?」と思うかもしれませんが、それは違います。

最初に例に挙げた数字でポジションし続けた後、1ドル=104円になったとします。
4万円の含み益となるので、最初の証拠金と含み益を合わせて、実効証拠金は8万円となります。
この場合の証拠金維持率は、レートも上がっているので、192%ほどになります。

実効証拠金は、現在のレートで決済した場合に出た利益・損失を計算に入れた評価証拠金から、必要証拠金を差し引いた金額です。
新たにロングしたりすると、必要証拠金がいるので実効証拠金が減ることになります。

証拠金維持率は保つようにしよう

FX業者によったりやレバレッジがどれくらいかで、証拠金維持率が低くなると、新規注文をする事が出来なくなります。
多くの場合、証拠金維持率100%を下回っている状態では新規注文は出来ないケースが多いです。
100%近くで含み益が出て、すぐに新規注文をしても、すぐに証拠金維持率は100%を割ってしまう事も出てきます。

さらに証拠金維持率が50%となると、強制的に決済される「ロスカット」という措置がされることになります。
証拠金維持率は自分で計算することは難しいですが、FX会社で常に確認出来るようになっているので、常に自分の決めた維持率を下回らないように、注意しておくと良いです。