FXに限らず、為替相場など投資をされている方は、多少なりともリスクを感じながら行っているはずです。
ニュース番組や投資に関してのサイトなどを見ていると、「リスクオン」「リスクオフ」などの言葉を聞いたり見たりする機会が増えていると思います。
リスクは皆さんも分かると思いますが「危険」という意味があり、その危険な状態にどう向き合うかが「リスクオン」と「リスクオフ」になります。
まずリスクオンというのは、「リスク選好相場」と言える状態です。
どういう事かと言うと、多少危険な相場の状態や通貨でも、その後のハイリターンが見込めるので、リスクを好んで投資をする事を言います。
リスクオンの時は、基本的に世界経済など相場の安定性がある状態であるとも言えます。
その中で、リスクに動じない投資を始めるという事です。
リスクオフは反対のことが言えて、なるべくリスクを抑えながら安全な通貨で取引を行っていくことを言います。
世界経済が少し不安定で、その中で不安定な通貨を売買することは、大変危険です。
リスクオフの状態では、世界でも安定している通貨や経済力のある国際などが買われる傾向になり、安全な資源となる金なども買われます。
一方、危険な資産と考えられやすい石油などは、売られていく傾向になります。
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リスクオンで買われる・売られる通貨
リスクオンは上でも書いた通り、世界経済や情勢が比較的に安定している状態である事が前提にあります。
世界経済が安定していることを表すものは多くありますが、皆さんが分かりやすいものとして「アメリカ経済の安定」と言え、雇用統計や政策金利などの発表が良い場合がそれに当たります。
経済が安定していると、ある程度のリスクがある通貨など、今後の成長・収益性が見込める「発展途上国」や「資源国」の通貨が買われる流れになります。
発展途上国や資源国の特徴として、高金利通貨と言うこともあったり、成長する過程で多くの資源などが必要になるので、需要が高まるという予測が出来ます。
- 豪ドル
- ニュージーランドドル
- 南アフリカランド
- カナダドル
- ポンド
- ユーロ
- 資源として石油など
売られる通貨などは、安定している「円」や「米ドル」となり、資源として「金」になります。
いわゆる低金利通貨などは売られていく傾向が強くなります。
リスクオフで買われる・売られる通貨
一番簡単な説明になるのは「リスクオンと反対」という事が言えます。
世界経済や大きな国の情勢が不安定など、リスクを侵して取引をすることは、リターンも見込みにくい状態であると言えます。
なるべく安全な通貨や資源に流れていくと言えます。
- 米ドル
- 日本円
- 資源として金など
米ドル円の相場の動き
米ドルと日本円は、ともに比較的に安全通貨として認識されています。
ですので、ともにリスクオンでは売られる傾向、リスクオフでは買われる傾向になりますが、双方の経済状況や安全性などで、米ドル円の為替相場が動いていきます。
一般的に、米ドルより円の方が安全通貨とされているので、リスクオンでは円安(上昇傾向)方向に進み、リスクオフでは円高(下降傾向)に進みます。
リスクオンとリスクオフは正反対のように思われますが、1点違うことを言うと、相場の時間的な動きです。
リスクオンでは、101円・102円……と円安方向に進む特徴として、じっくりジリジリと上昇していく事が多いです。
そろそろ反転するだろうと予測して、FXの取引で売りポジションを保有しても、なかなか下がらない場合もあります。
リスクオフでは、人間の心理なのでしょうか、一気に相場が下降することが言えます。
危険なことは、やはり手放したり、安全な通貨や資産に流れやすいので、急激な動きを見せることが殆どです。