FXで取引を始める時にまずすることと言えば、取引したい通貨ペアを決めるという事です。
FX口座を開設したFX会社で取り扱っている通貨ペアなら、どれでも取引を始めても良いです。
しかし、あまり為替取引された事がない方やFXをされた事がない初心者の方では、どの通貨ペアを選べば良いのか悩むはずです。

「今この通貨ペアが上昇中だから買おう」「下降しているから売り注文しようかな」など思いながら、通貨ペアを決めても良いとは思います。
しかし、初心者の方で行き当たりばったりの決め方をすると、相場全体の流れを予想する感覚が養われないです。
まずは、ある程度取引する対象になる通貨を絞って、通貨ペアごとの相場の動きにどのような特徴があるかを掴むことが重要です。

主な通貨ペアごとの特徴

各国の通貨には、金利が高い・低い通貨や世界に影響力のある通貨など様々な特徴があり、その2国間の通貨を取引するので、通貨ペアごとの特徴はさらに複雑になります。
しかし、ある程度の通貨ペアの特徴の要点だけでも抑えておくと、チャート分析や自分に合った通貨ペアを見つける事が出来ます。

米ドル/円の通貨ペアの特徴

日本人にどちらも最も馴染みがある通貨のペアで、日本で1番取引量がある通貨ペアです。
世界的に見ても取引量が多く、相場の動きも急激な変動する事はかなり少なく、緩やかな動きが特徴です。
まず始めにFX取引をするときに、為替相場の感覚を養うためにも取り引きした方が良いでしょう。

さらに、各FX会社でスプレッド幅が1番狭いのが米ドル/円の通貨ペアが一般的です。
スプレッドはFX会社の手数料みたいなものですので、手数料が少ない方が有難いです。

ユーロ/円の通貨ペアの特徴

ユーロ/円は日本で2位争いをする取引量の多い通貨ペアです。
米ドル/円の通貨ペア同様に、スプレッドが狭くしているFX会社が多くて、取引しやすいと言えます。
ユーロは日本と同じ低金利の通貨ですので、スワップポイントは限りなく少ないです。
2016年現在では、ユーロの方が政策金利が低いので、スワップポイントは買いポジション保有ではマイナスとなり、スワップの支払いとなります。
円とユーロの金利は均衡しているので、プラスマイナスが入れ替わることが頻繁にある可能性が高いので、注意する必要があります。

豪ドル/円の通貨ペアの特徴

豪ドル/円も日本で大変人気のある通貨ペアの1つです。
人気のある理由として、豪ドルが高金利の通貨であるからです。
高金利の豪ドルを低金利の日本円と取引する事で、多くのスワップポイントを毎日得ることが出来ます。
取引と言っても売りから入る取引では、多くのスワップポイントを支払うことになるので注意してください。

あとオーストラリアは石炭や鉄鉱石などの資源が豊富な国家ですので、資源国通貨と言われています。
基本輸出国ですので、輸出先の日本や中国の経済の影響が受けやすいと言える通貨です。

NZドル/円の通貨ペアの特徴

NZドルはニュージーランドドルの事を言います。
ニュージーランドの経済はオーストラリア経済に依存する傾向があるので、豪ドルの動きに近い動きをする傾向です。
さらに、NZドルも高金利の通貨ですので、スワップポイント目的の長期運用に最適の通貨ペアです。
さらに、NZドルはレートがオーストラリアドルよりも低いので、必要証拠金が少なくて済むので初心者でも始めやすい通貨ペアと言えます。

スイスフラン/円の通貨ペアの特徴

スイスフランはあまり身近に感じにくい通貨ではないかもしれませんが、取引量が比較的多い通貨です。
日本円と同様の低金利の通貨ですので、スイスフラン/円のスワップポイントはかなり少ないものですので、スワップ目的の通貨ペアではありません。
スイスフランは安全通貨や逃避通貨と言われており、資源に頼る国でなく国としての信頼度も高く、大変安定している通貨です。
為替市場のショックや戦争などの影響も受けにくい通貨でもあります。

ユーロ/米ドルの通貨ペアの特徴

円を含まないクロスカレンシーと言われる通貨ペアですが、世界で1番取引量が多い通貨ペアです。
情報量も多く、FX取引を楽しくしていくには大変面白い通貨ペアだと私は思います。
初心者では円を含まない取引は難しいと感じるかもしれませんが、初めてクロスカレンシーを始めるにはこのユーロ/米ドルから始める事をおススメします。

さらに、ユーロ圏とアメリカの通貨であるので、様々な通貨ペアに与える影響は大きいので、他の通貨を取引されている方でも参考にしていることが多く、絶対にチャート確認をされている事をおススメする通貨ペアです。