FXは2つの通貨をペアとして取引を行うようになっています。
通貨ペアがどのように表示されるかと言うと、アメリカドルと日本円では「USD/JPY」と表されるようになります。
基本的に通貨ペアは通貨コードによるアルファベット表記ですが、ドル/円やスラッシュを省いたドル円などが、FXをされたことがない方でも見たことがあると思います。
しかし、この「/(スラッシュ)」が大変重要で、スラッシュの左側と右側での役割が全く別物になります。
まず左側は「主軸通貨」や「取引通貨」と言われ、
右側は「決済通貨」と言います。
最初に書いたUSD/JPYでは、主軸通貨は「USD」のアメリカドルとなり、決済通貨は「JPY」の日本円となります。
通貨ペアの表示の意味は、主軸通貨を決済通貨で取引すると言うことですので、アメリカドルを日本円で交換する取引で、日本円で決済する売買ということになります。
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---|---|---|
87万口座 | 21ペア | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:1.0銭 |
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日本円は主軸通貨にはならない
「USD/JPYがあるのなら反対のJPY/USDもあるの?」と思う方が出てくると思いますが、そういった表記をする通貨ペアはありません。
通貨には現在だけでなく、過去からずっと格付けされている事があります。
格付けが弱いや低いとされる通貨は、通貨ペアの主軸通貨に表示されることはありません。
日本円もそういうことになります。
現在は日本円は世界的に見て流通の多い通貨と言えますが、格付けは大航海時代から脈々と続くものですので、かなり弱い通貨と言えます。
FXで主に取引出来る通貨ペア
英語表記 | 日本語表記 | 英語表記 | 日本語表記 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 米ドル/円 | EUR/USD | ユーロ/米ドル |
EUR/JPY | ユーロ/円 | GBP/USD | 英ポンド 米ドル |
GBP/JPY | 英ポンド/円 | AUD/USD | オーストラリアドル/米ドル |
AUD/JPY | オーストラリアドル/円 | NZD/USD | ニュージーランドドル/米ドル |
NZD/JPY | ニュージーランドドル/円 | USD/CHF | 米ドル/スイスフラン |
CHF/JPY | スイスフラン/円 | EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン |
ZAR/JPY | 南アフリカランド/円 | GBP/CHF | 英ポンド/スイスフラン |
CAD/JPY | カナダドル/円 | USD/CAD | 米ドル/カナダドル |
NOK/JPY | ノルウェークローネ/円 | EUR/GBP | ユーロ/英ポンド |
HKD/JPY | 香港ドル/円 | GBP/AUD | 英ポンド/オーストラリアドル |
取り引きされることが多いと思われる通貨ペアを、20種類ほど表にさせていただきました。
上の全ての通貨ペアを取り扱っているところもありますが、取り扱っていないFX会社もあります。
取引量が多い通貨は「米ドル」「ユーロ」「日本円」で、特に日本人が取り引きされることが多いのは「日本円」を決済通貨とした通貨ペアです。
米ドル/円やユーロ/円や豪ドル/円など、日本円がやはり馴染みやすいので多く取引されています。