米ドル通貨は、世界で1番取り引きされている通貨となっており、米ドルが絡み通貨ペアは、基本的に通貨ペア別の取引高ランキングを見ても上位にあります。
その中でも、英ポンド/米ドルの通貨ペアは、ユーロ/米ドル、米ドル/円に次ぐ3位の取引高がある人気の通貨ペアです。
ポンドは、第二次世界大戦前まで、世界の基軸通貨としての地位がありました。
しかし、現在では米ドルに世界の基軸通貨としての座を奪い去られており、米ドル・ユーロ・円に次ぐ4番目の取引量にまで落ちています。
この取引量が落ちたことや、依然として個人投資家や投機目的の取引に人気で、大変値動きの激しいと言われる通貨ペアになります。
英ポンド/米ドルの通貨ペアの表記は、「GBP/USD」となります。
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口座数 | 通貨ペア数 | スプレッド(1万通貨時) |
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87万口座 | 21ペア | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:1.0銭 |
最小取引単位 | 取引手数料 | 24時間サポート |
1万通貨 | 0円 | 対応 |
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英ポンド/米ドルの特徴
相場の動き・スプレッド・スワップポイントなど、項目ごとに解説していきます。
相場の動き
英ポンド/米ドルの通貨ペアは、英ポンド/円の通貨ペアと同様に、ボラティリティが大きく、殺人通貨という名に恥じない値動きを見せてくれる特徴があります。
投機目的のトレードをされやすく、素直な相場の上げ下げをしてくれる通貨ペアですが、初心者が素直に取り引きすると、ヘッジファンドが狙ったかのような「ストップ狩り」を行ってくる危険な通貨ペアであると言えるので、FXの中級者以上が扱えるペアであるとも言えます。
英ポンド/円より優しいの?
円絡みの通貨ペアの方が、馴染みがあり取り引きしやすいと、FXを始められたばかりでは思う方が多いはずです。
しかし、英ポンド/円を取り引きする際には、ドルを介する英ポンド/米ドルと米ドル/円の2つの通貨ペアの取引をしている事になります。
ですので、2つの通貨ペアが同様の動きを見せることになると、英ポンド/米ドルの相場の動きよりも大きくなることになり、予想を誤れば、馴染みのある円でも難しい取引となります。
スプレッド
英ポンド/米ドルのスプレッドは、業界最狭水準では「原則固定1.1pips」から1.5pipsほどになっており、一昔前よりだいぶ狭いスプレッド幅になったと言えます。
短期トレードで頻繁に取り引きされる場合にも、コストが抑えやすい通貨ペアとなり、値動きの荒さにもあっている取引の仕方も出来ると思います。
もしスキャルピングをされる場合には、値動きが激しいので、ストップを入れる幅を通常より広めにする方が、頻繁に損切りが約定してしまうことに成りかねません。
スワップポイント
英ポンドは、資源国通貨であり高金利通貨と言える「スワップポイント」を狙える通貨でした。
しかし、リーマンショック以降は政策金利も下がり、高金利とはほど遠い通貨となりました。
2015年、2016年とアメリカの政策金利は0.25%ずつ上がっており、一方イギリスでは、政策金利で並ばれてから、その後政策金利を下げています。
以前では、英ポンド/米ドルを買いポジションで持ち越せば、スワップポイントを得る形になっていましたが、2017年では売りポジションでスワップポイントを得る形に逆転しています。
アメリカは、緩やかに金利上昇を狙っており、金利差が広がっていく可能性が今後あるかもしれません。
とは言っても、共に金利が低い通貨のペアですので、スワップ狙いはまだまだ厳しい通貨ペアと言えます。
対円の取引を考えていないFXトレーダーの方では、ポンドやユーロと豪ドルやNZドルの組み合わせの通貨ペアを、選択されても良いかもしれません。
その場合も、売りから入るショートポジションを保有することになります。