ランドという通貨は南アフリカ共和国で使われている通貨で、アフリカ大陸の最南端に位置するしている国です。
日本からしたら、大変離れている国になりますが、FXをされる方では、人気に高い通貨として有名です。
とは言っても、米ドルやユーロや円などのメジャー通貨ではなく、まだまだマイナー通貨と言われる部類に属しています。
南アフリカランドの通貨コードは「ZAR」となり、南アフリカランド/円の通貨ペアは「ZAR/JPY」となります。

南アフリカ共和国は、マイナー通貨として紹介しましたが、なぜマイナー通貨なのに、FXで人気の通貨となっているかと言うと、「高金利通貨」であるという面があるからです。
この高金利通貨でるメリットを狙ってトレードされる方も多いですが、新興国であり資源国の通貨と言うことで、様々な理由で相場の変動がある不安要素たっぷりの通貨とも言えます。

南アフリカランド/円の特徴

相場の動きやスプレッドなど、そのような特徴があるのか解説していきます。

相場の動き

南アフリカ共和国は、新興国として現在でも高い成長率を維持している国の1つと言えます。
しかし、2012年頃からは成長率3%を割り込む鈍化の傾向に進んでおり、2016年では1%台に落ち込んでいます。
この新興国通貨ということから、取引量は全体として少ないので、相場のボラティリティ「変動率」が大きく、思いがけない相場の動きで損失を膨らましてしまう面もあります。
その反対に、利益を上げやすい通貨ペアであるとも言えます。

新興国には、自国で産出される資源に頼る「資源国」と、産出される資源は少なく他の物で経済を形成する「非資源国」に分かれますが、南アフリカ共和国は資源国の方に入ります。
金やダイヤモンドなど、さらにマンガン・クロムなどのレアメタルなどの鉱山資源が豊かに産出されます。

特に、金の産出量は世界でナンバー1になっていたほどの国ですが、2014年の調べでは中国に1位の座を渡してしまい、第6位まで落としています。
金価格に連動した相場の動きを色濃く反映していましたが、昔ほど連動は薄くなった面もありますが、有数の産出国に変わりないので、金相場の動きにも注目することで、南アフリカランド円の動きを予測しやすいと言えます。

スワップポイント

南アフリカランド円の特徴として、大変高金利な通貨のランドと超低金利の日本円の通貨ですので、買いポジションを持ち越す事で、大変高いスワップポイントを得ることが出来ます。
2017年で高いスワップポイントを提供されているFX会社では、10万通貨の取引で150円以上のスワップポイントを得ることが可能です。

高いスワップポイントで有名なFX会社は「ヒロセ通商」「GMOクリック証券」「SBI FXトレード」などがあります。

スプレッド

高スワップポイントを狙って取り引きされる方は、長期保有される方が多いので、スプレッドはあまり気にしないことが多いです。
一応ですが、スプレッドは業界最小水準の原則固定で1.4銭から2銭未満とされているFX会社が多いです。
業界最小水準のスプレッドといて有名なのは、[DMM FX」などがあります。

長期保有は相場の変動に注意しておかないと、長い目で見ると為替差損が大きくなってしまい、折角のスワップポイントが台無しになってしまう事もあります。
特に、南アフリカ共和国は国内治安や労働者の失業率など、様々な国内情勢が悪い状態と言え、南アフリカランドの価値が暴落するなども考えられるので、不安要素は多く長期保有は気をつけないといけない高金利通貨です。

南アフリカランド/円の今後の見通し

2015年と2016年に次々と、ランド円の最安値6円台をつけたことが、記憶に新しいことです。
しかし、2016年後半から大きな流れとして「上昇トレンド傾向」となり、相場は上がってきています。
まだまだ、2017年2月では1ランド=8円となっていて、1ランド=10円を越すのでは無いかという見通しも言われています。

長期保有される方は、円高ランド安の場面で買いポジションを保有することが重要で、円安ランド高から保有すると危険な場面になる可能性が高いと思います。

なかなか世界情勢は読むことは難しいですが、新興国通貨などで、トレンドを掴むことが出来れば、大きな利益を生むことが出来る可能性が高くなるので、言ってみれば魅力的な通貨とも言えます。