スイスは観光で訪れる方が多い国で、国内経済の規模はそれほど大きなものとは言えませんが、GDP(国内総生産)は20番目ほどに位置しており、世界的に見てみると上位にいることが分かります。
日本と比較すると、だいたい10分の1ほどの額となります。

スイスの経済規模は小さいですが、スイスの通貨である「スイスフラン」は為替市場では人気のある通貨の1つに数えられます。
取引量ランキングでは、米ドル・ユーロ・円・英ポンド・豪ドルに次ぐ6番目に多い通貨です。
特にヨーロッパ市場で大変人気がある通貨と言えます。

なぜ、スイスフランが人気のある通貨というと、世界的に見ても「安全通貨」「セーフヘブン」と言われる、通貨としての安全性が高いとされています。
その理由として、スイス自体が「永世中立国」を宣言し承認されているからです。
ですので、世界で起きて欲しくない有事が起こってしまっても、中立国であるため影響を受けにくく、リスク回避のためによく買われる通貨となっています。

さらにスイス経済は、国内の資源に左右されない「観光」「金融業」「精密機械工業(時計など)」が盛んで、資源国などとは違い安定性が高いとされています。

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スイスフラン/円の特徴

スイスフランと日本円の通貨ペアは「CHF/JPY」となります。
「CHFがなんでスイスフランなの?」「スイスフランはSWFとかじゃないの?」と思いの方もいるはずです。
CHの部分はスイスをラテン語国名で書くと「Confoederatio Helvetica」となり、あとフランの頭文字を取ってCHFとなります。
まぁ1つの余談になります。

相場の動きやスワップポイントに関してのことを、書いていきたいと思いますが、スイスフランと日本円は大変似ている通貨と言えます。
その似ている部分から説明していきます。

スイスフランと円は安全通貨である

最初の方でも書きましたが、スイスフランは有事の際や資源価格などに影響することが少なく、金融業も徹底されており、国際的に見て大変安全性の高い通貨と認識されています。
日本円も同様に、国際的に見ても治安など様々な部分で安全性が高い認識があり、スイスフランとよく似ています。

有事や危機的な事が起こる場面では、安全通貨が買われやすい「リスク回避(オフ)」の動きが強まり、スイスフランや円がよく買われます。
リーマンショック後の驚異的な円高傾向は、そのリスク回避の動きが強まったことも要因の1つになります。

低金利通貨であり、キャリートレード向き

バブル期などでは考えられないほどの、低金利となっている日本円ですが、スイスフランも同様に超が付くほどの低金利となっています。

両国の通貨が低金利通貨となっていますが、低金利通貨の特徴として「キャリートレード」としての運用が最適と言えます。
キャリートレードとは、低金利通貨を売り、高金利通貨を買うというもので、両国の金利差を得る運用方法になります。

キャリートレードって知らないという方も多いかもしれませんが、意外と知らず知らずのうちにキャリートレードをされているFXトレーダーの方は多いです。

日本人FXトレーダーに人気の「豪ドル」「NZドル」「南アフリカランド」などは高金利通貨で有名で、最近では「トルコリラ」なども人気の通貨となっています。
2国間の金利差で得られるものを「スワップポイント」と言い、日本人で一番馴染みがある低金利通貨の円で、自然と高金利通貨を買っていると「円キャリートレード」を行っていることになります。
スイスフランも同じ使われ方をよくされます。

似たもの同士でトレードし難い

私の個人的感想ですが、大きな流れとしてトレードし難い面がある通貨ペアと言えます。
スワップポイントも限りなく少なく、レンジ相場になりやすいと言え、他の通貨ペアを考えた方が良いと思います。

それでも、国は違いますので相場の変動はあり、十分に利益を出すことは可能です。
スイスはEUに加盟していませんが、隣国にありユーロの影響を受けやすい面があります。
スイスだけの情勢を見るのではなく、隣国の経済指標などユーロ圏を見据えたトレードを心がけると良いです。

あと、スワップポイントが見込めない通貨ペアですので、長期保有に向いていません。
ですので、デイトレなど取引頻度が高くなりますので、スプレッド狭いDMM FXGMOクリック証券などで、取り引きされる方が良いです。