ユーロは、世界第2位の取引高を誇り、米ドルに次いで世界の基軸通貨である認識がある有名な通貨です。
一方で、オーストラリアドルである「豪ドル」は、日本人FXトレーダーに人気の通貨として、FXでよく取り引きされる通貨です。
ユーロ/豪ドルの通貨ペアは「EUR/AUD」と表記されます。
人気がありそうな通貨ペアですが、日本人トレーダーにはさほど取り引きされることが少ない通貨ペアで、世界的に見てもそれほど人気がある通貨とも言えません。
対円や対米ドルの通貨ペアであると、日本人トレーダーでもやりやすい通貨という認識がありますが、ユーロ/ポンド、ユーロ/スイスフランなどの対ユーロの通貨ペアは人気がないと言っても良いです。
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ユーロ/豪ドルの特徴
いくつかの項目に分けて、解説していきます。
相場の動き
ユーロ/豪ドルは世界的や日本人トレーダーからもさほど人気がないと書きましたが、他のユーロ/ポンドやユーロ/スイスフランは「ユーロ/円」と、あまり変わらない取引高があり、世界的にはある程度の取引量があります。
人気のないユーロ/豪ドルは、取引量も少ないので、多少の注文が入ってくると、相場の動きが激しくなりやすい面があります。
特に、ロンドン市場がオープンしてくる日本時間16時ごろから、ロンドンフィックスとなる24時以降が激しくなりやすく、あとオセアニア市場がオープンする早朝4時ごろからが、活発に動く通貨ペアだと言えます。
相場の動きが激しくなりやすい時間帯で、取引を行い利益を出す方法が良いと思いますが、情報量が少ない通貨ペアと言えるので、注意しておかないと難しいトレードになる可能性が非常に高いと言えます。
スプレッド
取引量が少ないので、非常に高いスプレッドではないか心配される方も多いかもしれませんが、ユーロ/スイスフランよりも狭いスプレッドが提供されており、業界最狭水準スプレッドでは「原則固定1.6pips」となっています。
それ以上のスプレッドとなるFX会社も多いので、注意して選んでください。
スワップポイント
豪ドルは高金利通貨として大変人気がありますが、最近では金利も下がり、多くのスワップポイントを狙える通貨としては、多少弱くなってきた傾向です。
ですが、円やユーロよりは金利は高い状況と言え、スワップを狙える通貨であると言えます。
ユーロ/豪ドルのスワップポイントの注意点は、ショートと言われる売りから注文を入れた「ショートポジション」を保有しないといけません。
通貨ペアの表記にある/(スラッシュ)の右側が「決済通貨」になり、基本的に右側にある決済通貨が、左側にある基軸通貨より金利が低ければ「買い」からの注文で、スワップポイントを得られます。
例えば、日本人FXトレーダーに人気の「豪ドル/円」では、円の金利が低いので、買いポジションを持ち越すことでスワップポイントを得られることになります。
「ショートから入ってスワップポイント貰えれば良いのでしょ?」と考える場合、為替差損益では相場が上昇してしまうと、為替差損の方になってしまうので注意してください。
過去からの長期チャートを見ると、長い下降トレンドでしたので、ショートから為替の利益とスワップの利益の両方を獲得できた方も多いと思います。
しかし、2012年ごろからは反発して、2014年ごろまで上昇トレンド傾向に転じていました。
2012年頃の底でショートされた方は、スワップを得ていても為替差損となっていたも多いはずです。
現在は横ばい傾向ですので、為替の影響を受けに気かも知れませんが、再び上昇してしまうとスワップポイントを狙う通貨ペアと言えないかもしれません。
スプレッドが狭く、スワップポイントが高いオススメのFX会社は「DMM FX」「ヒロセ通商GMOクリック証券」などがあります。
ユーロ/豪ドル自体を取り扱っていないFX会社も多いので、取引を考えているトレーダーの方は、注意して選ぶようにしてください。